自国の国旗を忌避するものたち |
一止羊大 著 『学校の先生が国を滅ぼす−公立校元校長のレポート』
株式会社産経新聞出版(2009年11月10日 第1刷発行)
当地の教員養成大学は、伝統的に教職員組合の力が強く、開学以来今日まで、入学式や卒業式で一度も国旗を掲揚したことがない、と確かな筋から聞いた。釧路・根室管内では、この大学を卒業した教員が多いから、教育現場における学校長の難渋は想像に難くない。
日本国の粟を食み、日本経済発展の恩恵を受け暖衣飽食しながら、日の丸を忌避し、ひたすら五星紅旗に思いを馳せる元教員たちの組織が、3月2日、市教委に君が代斉唱・日の丸掲揚強制に反対の要請を行ったという。市教委は混乱が生じることを嫌い、何も対策を講じない。現職教員も退職者も好き勝手のし放題である。
いま手にしている自由が保証されるか、憧れの国の国籍を取ってみたらどうか。地獄を見るのもよい体験となろう。